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iSuppliは,08年第1四半期の北米LCD-TVマーケットシェアと,今後の市場動向予測を発表した。出荷台数ベースのシェアは,Samsung Electronics,ソニー,Vizioの上位3社がそれぞれ13.9%,13.7%,13.5%とほぼ横並びの接戦状態となり,激しい価格競争が展開された。上位3社のマーケット占有率は40%に達した。3位のVizioと4位のシャープとの差は,07年第4四半期の2.9ポイントから4.7ポイントに開いており,上位3社が下位グループを引き離しつつあることを示している。iSuppliは,Samsungとソニーの新たな低価格製品の投入により,LCD-TV市場は近々非常に厳しい競争圧力を受けることになるだろうとしている。
iSuppliの予測によれば,08年の北米LCD-TVの出荷数は,前年比26.6%増の2740万台にとどまるという。06年,07年の出荷数がそれぞれ同92.6%増,同88.8%増だったことと比べると,顕著な成長鈍化となる。08年第1四半期の市場全体の出荷数は前期比30%減の560万台で,典型的な市況軟化を見せており,この傾向は08年を通して変わらない。ここ数年の急成長の後,北米LCD-TV市場は経済状況の悪化により下降局面に入っている。しかしながら,iSuppliは,08年下半期には出荷数の回復が見込まれるとしている。その根拠としては,大統領選挙をにらんで,政府が景気悪化の影響を最小限にとどめようとするであろうこと(ただしこの効果が現れるのは,09年に入ってから),08年第2四半期末近くになってメーカー・小売りが在庫を一掃した時点で,価格協定が行われ値下げに歯止めがかかる可能性があること,アナログ放送の停波時期が近づきLCD-TVへの買い替え需要が見込めること,大画面製品への特化が続くと予想されることなどを挙げている。