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富士キメラ総研は,外部記憶装置および関連メディア,部品,材料の世界市場の調査結果を発表した。これによると,PCおよびAV関連の光ディスクドライブ,HDD,SSD(Solid State Drive)など19製品の世界市場は07年に前年比1.5%減の9兆1901億円となったが,08年は同2.1%増の9兆3823億円が見込まれる。07年のストレージドライブ市場の縮小はPC用でCD-ROM/R/RW,Combo,DVD-ROM,AV用でDVDレコーダ,CDプレーヤ,DVDプレーヤが金額ベースで減少したことが影響している。なお,この市場で最も大きなウエイトを占めることになったHDDは,価格の下落が小幅に留まり同7%増の約3兆7000億円となった。また,PC用とAV用の次世代DVDは著しく拡大した他,SSDもノートPCへの搭載が進み同90.8%増となった。
08年はPC用とAV用の次世代DVDとSSDの伸びが,市場拡大に貢献すると見込まれる。SSDについては,07年までは軍事や産業向けが市場を牽引したが,08年以降は急速なNAND型フラッシュメモリの単価下落により,HDDを代替するPC向けが拡大すると見られる。フラッグシップ,ハイエンドモデルノートPCへの搭載を皮切りに,ミドルエンドクラスにも搭載が進むと見られる。低消費電力に注力するメーカーがデスクトップPCへの搭載に踏み切るという見方もあり,12年のSSD市場規模は07年の11.3倍の7267億円になると予測している。また,HDDについても年率2〜3%の増加で推移すると予測しており,HDDとSSDの競合は激化するが,12年まではHDD市場がマイナスに転じるまでには至らないとしている。