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NECトーキンは,電池事業の構造改革などに係る特別損失を発表し,その中で,海外メーカー向けの携帯電話用角型電池分野からの撤退を明らかにした。同発表によると,同社は環境・資源問題への対応として期待されるマンガンラミネート電池事業を今後拡大し,自動車や電力貯蔵へと本格応用を開始。同時に,モバイル機器を対象とした角型電池事業については,海外メーカー向けの携帯電話用角型電池分野から撤退し,DSCや携帯AV,ゲーム機といった同社の得意分野に絞り込むことにより,事業の効率化を図るとしている。同構造改革に伴い発生する特別損失は,(1)棚卸資産の処分21億円,(2)生産設備の廃棄6億円,(3)固定資産の減損7億円となる。また,同社設計の不具合に起因する特定顧客向け電池パックの損害補償見込み額4億円についても,特別損失に計上しており,合計で約38億円となる。