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ブリヂストンは,太陽電池用接着封止膜として使用されるEVAフィルム(エチレン・ビニル・アセテートフィルム)の需要増加に対応するため,磐田工場(静岡県磐田市)のEVAフィルム生産能力を増強する。投資総額は約21億円で,10年後半からの増産を予定している。これにより,07年11月発表の増産計画(10年1月からの増産開始予定分)と合わせて,生産能力は現在の約2倍となり,月産約2000tのEVAフィルムが生産可能となる。近年世界的に急伸長する太陽電池の需要に伴い,太陽電池の接着封止膜に使用されるEVAフィルムの需要も急増している。EVAフィルムは,太陽光線を電気に変換するSiセルを,加熱による分子結合(架橋)でガラス面に固定する接着剤として使用される。EVAフィルムは加熱することで無色透明となり,水や紫外線にも強いため,屋外で使用される太陽電池用接着防止膜に最適な素材と言われている。企業活動における環境への取り組みを経営の最重要課題の一つと位置付ける同社は,環境経営活動を具現化するEVAフィルムを戦略商品とし,伸長が見込まれる太陽電池需要に対応するため,今後も状況に応じた生産能力増強などの施策を検討していく予定である。