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IBMは,集光型太陽光発電のコストを大幅に削減する新技術を開発し,第33回IEEE光起電スペシャリスト・カンファレンスにて発表した。同社は,従来では大型レンズでの集光によって太陽電池セルの温度が1600℃まで上昇してしまっていた条件下でも,85℃に保つことに成功。これにより,1cm2当たりの太陽エネルギー量を従来の10倍以上となる230Wまで高められ,太陽光発電のコストを大幅に削減できるようになった。セルの冷却技術には,同社がこれまでLSIチップの温度上昇を防ぐために使ってきた技術を応用した。その仕組みは,チップと冷却ブロックの間に,GaとInの化合物で生成した極薄の液体金属層を挟むことでチップの熱を冷却ブロックへ効率的に逃がすというもの。集光された1cm2当たり230Wの太陽エネルギーからは,70Wの発電が可能で,大型の集光型太陽光発電の実用化に道を拓くと期待される。