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日産自動車,NEC,NECトーキンは,3社間の合弁会社であるオートモーティブ・エナジー・サプライ(AESC)による自動車向け高性能リチウムイオン電池の事業化を決定した。AESCは,07年4月に日産とNECグループの折半出資会社として設立され,次世代の電動自動車を対象としたリチウムイオン電池の開発およびマーケティングに取り組んできた。今回の事業化に際し,NECとNECトーキンが自動車用大容量ラミネート型電池技術の提供と電極の生産を担当する一方,日産は長年の経験による車両に応用した技術を提供する。また,AESCは初期段階として,今後3年間で120億円の投資を行い,日産座間事業所内に生産ラインを新設する。同施設は09年度までに稼働開始予定で,年間生産能力は車両にして1万3000台分相当からスタートし,将来的には6万5000台分相当となる見込み。
一方,NECトーキンは,NEC相模原事業場内に電池電極の量産ライン構築を決定した。同社は,相模原市への進出について,電極の主要供給先であるAESCの座間の生産ラインに近いということの他,神奈川県が電気自動車の導入に積極的であることを理由に挙げている。また,NECトーキンは,同県に対して施設整備など助成制度の申請を行った他,併せて相模原市にも施設整備奨励金を申請する予定。なお,新工場は,延床面積約1万2200m2,総投資額は約137億円を予定している。