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三洋電機は,ハイブリッド自動車(HEV)用リチウムイオン電池に関し,08年度から大幅な投資を実施し,事業展開を加速させていく。具体的には以下の3点。
(1)徳島工場で,HEV用リチウムイオン電池の量産をスタート
徳島工場に,09年3月までに,HEV用リチウムイオン電池の量産ラインの導入を完了。低コスト生産にも対応できる,省力化を実現した最新の新規生産設備を導入し,HEVの台数ベースで年間1万5000〜2万台相当分の電池を生産する。
(2)新拠点の設立など,HEV用リチウムイオン電池事業へ約800億円を投資
15年に向けて,HEV用リチウムイオン電池事業に,累計で約800億円の投資を,需要動向を見極めた上で決定し,投入していく。同投資により,15年の生産能力を月産1000万個体制まで拡大。徳島工場に続く新たな生産拠点を10年に設立する。
(3)プラグインHEV用リチウムイオン電池の開発加速
環境問題への意識の高まり,原油高騰を背景に,環境配慮型のHEVより,さらに環境負荷を減らすことができる次世代型環境配慮自動車「プラグインHEV」の需要も拡大することが予想される。同社は,「プラグインHEV用リチウムイオン電池」の早期商品化に向け開発を進めており,11年の導入を目指し,開発を加速させていく。
また同社は,独VOLKSWAGEN GroupとHEV用の次世代リチウムイオン電池システムの共同開発を進めることで合意した。今回の共同開発合意により,Ni水素電池システムに加え,VOLKSWAGEN Groupと緊密なパートナーシップを構築し,さらなる高性能HEV用電池システムの開発,商品化を加速し,HEV用バッテリ事業の拡大に取り組んでいく。