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東京大学と神奈川科学技術アカデミー(KAST)は,KAST藤岡「フレキシブルデバイス」プロジェクト(プロジェクトリーダー:藤岡洋 東京大学生産技術研究所教授)において,有機ポリマーを出発基材として用いることにより,有機発光材料の特徴を兼ね備えたフレキシブルな無機発光材料を開発した。同プロジェクトでは,有機ポリマーを焼結して作製したグラファイトフィルムの上に,高品質GaNを成長させることによって,有機と無機の発光材料の特徴を併せ持った新しいハイブリッド構造の開発に成功。実際に,ポリマーを出発材料として作製したGaNフィルムの光励起発光スペクトルを測定したところ,光の品質を示す半値幅が63meV(ミリエレクトロンボルト)と,現在,実用されているGaNと同等であることが分かった。この技術により,効率が高く寿命の長いフレキシブル照明素子や大面積ディスプレイが安価に実現すると考えられ,省エネルギー社会を実現するキーテクノロジーとして期待される。