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矢野経済研究所は,電子ペーパーに関する調査結果をまとめた。同社は,国内電子ペーパーの市場規模が,07年に前年比19%増の29億9700万円,08年に同63%増の48億7400万円,10年に同645%増の363億800万円,12年に同95%増の708億8200万円に拡大すると予測。また,有望なアプリケーションとしては,電子棚札,広告,電子書籍,電子新聞などがあり,中でも,07年10月にAmazonが開始した本格的な電子書籍ビジネス「Kindle」に注目が集まっていることから,電子書籍の実用化は有望との見方があると指摘している。ただし,国内の新聞配達のように定着している業界の流通体系を変えることは容易ではなく,国内市場では受け入れに時間がかかるという見方もある。さらに,電子ペーパーが紙媒体や従来のディスプレイに置き換わるためには,カラー化や耐久性の向上などの技術課題があるとした上で,こうした課題を克服できれば,さらなる拡大を見せるだろうとしている。