|
|
|
三菱樹脂は,世界最高レベルの水蒸気バリヤ性を有する高機能フィルム「X-BARRIER」を開発,08年7月1日から販売を開始する。すでに約50案件にも及ぶサンプル評価を行っており,その性能が実証されたことから,国内だけでなく世界市場に向けての展開をスタートさせる。
同フィルムは,透明フィルムとしては世界最高レベルとなる10-4(g/(m2・d))の水蒸気バリヤ性を実現している。加えて,O2,CO2バリヤなどの各種ガスバリヤ性を併せ持つ他,耐熱性や耐高温高湿性,耐屈曲性などを,顧客のニーズに合わせてカスタマイズが可能なことが大きな特徴となっている。
これらの特徴を生かし,同社では,有機ELなどの次世代ディスプレイや太陽電池,高度医療や医薬品向け包装材などでの拡販を進め,10年には50億円の販売を目指すとしている。また,性能の向上については,今後2〜3年で10-6(g/(m2・d))程度を実現したいとしており,高度化するニーズへの対応,さらなるアプリケーションの拡大を目指す構えだ。