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DisplaySearchは,15年までのタッチパネル市場規模予測を発表した。それによると,07年の世界市場規模が12億4000万ドル,数量ベースでは3億700万台であったのに対し,15年には52億ドル,7億6000万台にまで成長すると見込まれている。今後,特にApple「iPhone」の販売地域が,08年夏より日本を含む世界20数か国・地域に拡大することから,携帯電話市場での活性化が期待されるとしている。これまで市場を独占し続けてきた抵抗膜方式タッチパネルは,引続きその優位性(07年シェア:金額ベース74.5%・数量ベース93.4%)は変わらないものの,iPhoneの登場により市場の変化が明確化してきている。iPhoneは投影型静電容量方式と呼ばれる独自方式により,抵抗膜方式タッチパネルでは不可能だった“マルチタッチ機能”を実現。投影型静電容量方式は,タッチパネル市場を席巻しつつある技術の一つであり,従来の抵抗膜方式メーカーも「静電容量方式について無視できない」として,開発・調査を行う企業が多くなっているという。
また,アプリケーション別では,携帯電話が最も市場シェアが高く,画面サイズは他の製品と比較して小型が主流となっている。中型では,7型を中心としたカーナビゲーション(車載モニタ)が牽引し,同用途は日本メーカーが市場を占めているのが特徴。欧米で人気のあるポータブルナビゲーション(PND)は,市場での出荷数は多いがサイズは3.5〜4.3型と小型タイプが主流であり,台湾・中国のタッチパネルメーカーが独占的に供給しているという。