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ダイトクは,東北大学 多元物質科学研究所 加納純也准教授らの研究グループとの共同研究により,廃LCDパネルから抽出した酸化インジウムを非加熱で還元し,金属インジウムを直接回収する方法を開発したと発表した。今回開発した方法では,まず,廃LCDパネルなどから塩酸などの薬品で抽出した酸化インジウム(In2O3)と廃SiウェーハなどのSiをボールミル粉砕機で処理,メカノケミカル反応により約2時間で還元されインジウムの粉末ができる。この粉末から副生成物を取り除くため,純水を入れて再びボールミル粉砕処理をして,濾過・乾燥後に高性能非鉄金属分離装置によって高純度インジウム微粉末を捕集するというもの。インジウム金属は,今後改正が予定されている「特定家庭用機器再商品化法」の対象となるFPDにおいて,透明導電膜として使用されており,同技術はリサイクル技術の確立・資源の有効活用を図る技術として注目される。また,同技術は,廃棄物同士を安全に反応させて,有用な稀少金属資源を安価に回収する技術であり,同社では実用化設備の導入・稼働を進める予定としている。