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7月30日

日立製作所
低温poly-Si TFTカラーLCD表示システム用LSIを発表

日立製作所は,デジタル携帯電話向けに低温poly-Si TFTカラーLCD表示システム用LSI「HD66776」と「HD667P10」を発表した。
同製品は,256×320画素の高精細画面と26万2144色の多色表示に対応しているほか,高速動画インターフェースを搭載しているため,MPEG-4などの動画データの高速書き込みが可能となっている。また,静止画表示時で6mWの低消費電力であるため,高精細で高品質は表示が可能となっている。
02年8月よりサンプル出荷を開始する。。

7月26日

NECがPDP事業の分社化も決定
新社名は「NECプラズマディスプレイ」

NECは,02年10月1日付けでPDP事業を分社化することを決定した。
社名は「NECプラズマディスプレイ」(NPD)で,NECの100%子会社となる。NPDは,同日付で鹿児島日本電気からPDPの製造に関する事業を会社分割により承継する。 新会社の代表取締役社長には,現NECエレクトロンデバイス執行役員兼カラーPDP事業本部長の中市聰氏が就任する。
資本金は100億円,売り上げ規模は約600億円で,従業員数は約1000人となる予定。

7月24日

シャープの太陽電池増産ラインが稼動
奈良・新庄第3工場増産で年間生産能力148MWに

▲太陽電池を増産するシャープの新庄第3工場

シャープは,奈良・新庄第3工場に3番目の多結晶シリコン太陽電池セルラインを増設,生産能力を世界最大の年間148MWに拡大した
同社は,奈良・新庄工場の生産能力を99年に30.00MW(世界シェア:14.9%),00年に50.40MW(同:17.5%),01年には75.02MW(同:19.2%)と毎年増強してきた。この結果,00年および01年は2年連続で世界一の太陽電池生産メーカーになったという。02年は従来にも増して世界的な需要拡大が期待されているため,02年度中に年産200MWへの増産体制確立を目指しており,そのステップとしてこのたび新庄第3工場に3番目の多結晶シリコン太陽電池セルラインを増設したもの。

これにより,新庄工場の太陽電池製造ラインは5ライン(単結晶シリコン:1ライン,多結晶シリコン:4ライン)となり,単一事業所で世界最大の年間148MWの生産能力となる。 また,この太陽電池セルの増産に対応し,太陽電池モジュールについても既存の新庄工場(奈良県新庄町)および栃木工場(栃木県矢板市)に続き新たに八尾工場(大阪府八尾市)にも展開推進中で,7月末から生産開始の予定。
シャープの太陽電池セルラインの年産能力推移は,00年6月が54MW,01年7月が94MW,02年7月148MW。

中華映管が今年10月からPDPモジュール生産
52億8000万NTドルを投じ月産能力を最大7000万枚に

CRTおよびTFT-LCD大手の中華映管(CHUNGHWA PICTURE TUBES)は,02年10月から台湾メーカーで初めてPDP(プラズマディスプレイ)パネルのモジュール量産に乗り出す。
同社は,52億8000万NTドルを投じ1本目のモジュール生産ラインを構築する。第1ラインの月産能力が最大7000万枚(46インチクラス)。需給動向を睨みながら2本目のラインも構築する考え。

7月22日

グリーンハウスが奥行き17.3cmの17型TFT-LCDを発表
SXGA対応で1677万色を表示

▲グリーンハウスの奥行き17.3cm/17型TFT-LCD

グリーンハウスは,省スペース設計のスタンドで奥行き17.3cmのコンパクトサイズを実現した17型TFT-LCD「GH-TP170」を02年8月より発売する。
同製品は,24ビットフルカラー表示に対応し,True Color 1677万色を表示する。また,最大解像度1280×1024(SXGA)に対応し,19型CRTディスプレイと同等の画面表示面積を有する。
標準視野角度は上下65°左右75°で,コントラスト比350:1,輝度250cd/m2となっている。
なお,VESA DPMS(省エネ規格)に対応し,TCO'99の環境規格に適合している。対応機種はDOS/Vマシン,NECの「PC98-NXシリーズ」,Appleの「Power Macintoshシリーズ」。

7月19日

韓国でOELD旋風が吹き荒れる/オリオンは量産ラインを
エリアテックはジョイントベンチャーを

韓国のFPDメーカーで有機EL旋風が吹き荒れている。
オリオン電気は,有機EL量産ライン構築に突入する。00年からOLED開発に着手したオリオン電気は,01年11月,2型フルカラー有機ELの開発を完了,03年6月までに約220億ウォンを投資し亀尾第3工場に量産ラインを構築すると6月24日発表した。
同社は,移動電話用2型フルカラー/4型級PDA用OLED中心に製造ラインを構築,月50万個(2型フルカラー基準)のOLED生産能力を揃え,これまで着実に準備してきた有機EL事業を通じ総合的なディスプレイ専門メーカーの座を確立する戦略である。

また有機ELおよび関連チップ専門業者であるエリアテックは,中国の芳情グループとジョイントベンチャーを設立する内容のMOUを交換,03年10月末までに移動通信端末機用2型フルカラー有機EL専用工場を設立(生産規模月20万個)する方針である。
同社は、02年5月,有機EL搭載チップを4個に縮小した低価格型チップセットをサムスン電子と共同で開発,商品化しており,同製品を中国工場から供給していく計画である。この他,移動電話用2型級26万カラー製品とPDA用1700万カラー級3.5型有機ELの試作品開発も完了している。

7月17日

旭硝子がTFT-LCDガラス基板の製造能力を増強
関西工場の製造窯新設と台湾の研摩ライン増強

旭硝子は,TFT-LCD用ガラス基板の製造能力を増強することを発表した。
今回の増強では,関西工場におけるガラス基板製造窯の新設,および台湾でのガラス基板研磨ラインの増強を行う。 02年8月から着工し,増強完了は03年10月を予定,投資総額は約170億円としている。
なお,今回の増強により,総生産能力はガラス基板製造窯4基フル稼働時で1000万m2/年となる計画。

7月15日

京東方科技集団/01年度利益の配分方法について
1株当たり0.04人民元の現金配当を実施

京東方科技集団(Boe Techology Group)はこのほど,2001年度利益の配分方法について1株当たり0.04人民元の現金配当を実施することを正式決定した。
深センB株上場の同社は,中国で初めてICを製造し,70年には同社製のICが国産1号の人工衛星に搭載された。多角化を推進し,ネットワーク製品の製造とオンラインサービス事業に進出している。

7月11日

ザインが02年12月期の業績を上方修正
主力製品が予想を上回る出荷増の見込み

ザインエレクトロニクスは,02年2月14日付けで発表した02年12月期(02年1月1日〜12月31日)の業績予想を修正した。
連結業績は売上高が前回予想の84億円から130億3600万円へ,経常利益が同12億3000万円から16億4900万円へ,当期利益が同6億5200万円から8億5500万円へそれぞれ上方修正した。単独業績は売上高が同84億円から130億3600万円へ,系条例液が同12億7200万円から17億3100万円へ,当期利益が同6億7400万円から9億3700万円へと上方修正した。

連結業績に関しては,単独決算の修正および02年5月に連結子会社としたギガテクノロジーズにおける研究開発活動の強化に伴い,上方修正するに至った。また,単独業績に関しては,アジアおよび日本国内において,SVGA以上のLCD需要が著しく伸びたこと,日本国内を中心としてワイド画面のWXGAのLCD,液晶テレビの需要の伸びにより,同社の主力製品であるLVDS製品およびタイミングコントローラ製品について予想を上回る出荷増が見込まれている。

▲PFM-50C1

シャープがタッチパネル付き15型XGA LCDモニタを発売
超音波表面弾性波方式タッチパネル搭載

シャープは,15型高性能ASV(アドバンスト・スーパーV)LCDを搭載したタッチパネル付きXGA LCDモニタ「LL-T1502T」を発売する。

視野角上下左右170°,コントラスト比350:1,応答速度25msで,動画コンテンツに対応する。また,タッチパネルには,ガラス基板上を流れる超音波が指などで画面タッチすると吸収されることでタッチした位置を検出する超音波表面弾性波方式を採用している。
RGBに対応する他,画面自動調整機能,オートゲインコントロール機能,デジタルスケーリング機能を備える。

価格は17万8000円で,02年7月24日から発売を開始する。なお月産台数は500台を予定している。

7月9日

iFireと三洋電機が無機ELの技術開発で提携
ターゲットは民生用大型TV

iFire Technologyと三洋電機は,民生用大型フラットパネルTV市場をターゲットとしたiFireのソリッドステート無機ELディスプレイ技術の推進をめざした技術開発で提携することを発表した。

iFireのバリー・ヘック社長は,「三洋電機との技術提携により,研究開発段階から試験生産への移行に多大な支援が期待できる重要な業界リーダーと連携することになる。iFireのパートナーとして三洋電機は,手頃な価格で高性能なフラットパネルTVの技術的・商業的基盤の確立に協力してくれるだろう」と述べている。
一方,三洋電機執行役員の寺田房夫氏は「iFireの無機EL技術は,30型以上の大型フラットパネルTV市場で高いシェアを獲得する有望候補だと考えている」としている。
今回の発表に先立ち,iFireは,5月行われたSIDで17型フルカラー無機ELディスプレイのプロトタイプのデモンストレーションを行っている。

7月4日

トッキが見附工場を着工
稼働は03年3月下旬から4月初旬の予定

トッキは02年6月29日,新潟県見附市中部産業団地内に建設を計画していた見附工場の建築が開始されたと発表した。
同新工場は管理棟3階・工場棟1階で建築面積8,857m2,延床面積13,750m2,付属建築物をあわせて建家全体延床面積は14,245m2,建設費用22億円強で総投資額は33億円程度となる見通し。

竣工は03年2月末を予定しており,長岡工場からの有機EL関連生産設備移転などから稼働は3月下旬から4月初旬となる予定。
同工場が完成すると生産力は3倍強となる他,クリーンルームでの組立作業が可能となる。また,同工場竣工後1年ほどで同敷地内に研究開発棟の建設が予定されている。

ソニー
50V型と42V型業務用PDPを発売

▲PFM-50C1

ソニーは,PDPパネルを搭載した50V型業務用FPD「PFM-50C1」および42V型「PFM-42B2」を発売する。

PFM-50C1は1365×768画素のパネルを搭載している。独自のデジタル高画質回路「新リアルデジタルシステム」を搭載し,全ての映像信号をデジタル信号で処理する。また「バイ・ピクセル・アクティブI/P変換」回路により,輪郭のギザギザや歪みの少ない自然な映像を実現している。一方,PFM-42B2は1024×1024ドットのパネルを搭載し,従来機(「PFM-42B1」)と比較して輝度およびコントラストが向上している。
発売時期はPFM-50C1が7月15日,PFM-42B2が8月1日からで,価格はオープン価格。

7月3日

産総研の次世代ディスプレイ製造技術共同研究施設
フューチャービジョンが公募に参加

独立行政法人産業技術総合研究所は,プロポーザル方式で,低消費電力次世代ディスプレイ製造技術共同施設の設計施工の受け皿会社を公募していたが,フーチャービジョンが公募に参加した。
第12回フラットパネルディスプレイ製造技術展参加者からの話を総合して分かった。

フューチャービジョンは,低消費電力次世代ディスプレイ製造技術共同施設の設計業務及び施工などを行う。フューチャービジョンには,パネルメーカー,装置メーカー,材料メーカーなど7社が参加した。
共同研究施設の設立地は東北大学近隣の工業団地になると見られる。
近く公式に発表されるものと見られる。

7月1日

パイオニアがPDPの新ライン建設へ
総額160億円を投資し年産25万台体制に

パイオニアは,PDPの新ラインとなる第3生産ラインを静岡パイオニア内に建設することを発表した。
02年9月に着工し,03年9月からの稼働開始を予定している。総投資額は160億円で,02年度内はこのうち50億円を投資する。

新ラインの生産能力は年産10万台を見込んでいる。これにより,既存ラインと合わせた生産体制は年産25万台となる。
新ラインは当初,03年春の着工を予定していたが,需要拡大により着工時期を前倒しすることとした。

日立製作所が大型液晶TV用で約230億円の追加投資
千葉県・茂原のラインを月産4万枚規模に

日立製作所 ディスプレイグループは,液晶テレビ市場に対応するため,千葉県の茂原製造本部にあるTFT-LCD製造ライン(V3ライン,ガラス基板サイズ:730×920mm)に約230億円の追加設備投資を実施する。
今回の投資により,同ラインは現在の月産2万枚(730×920mm,ガラス基板の投入能力ベース)から,03年上期には月産4万枚に生産能力が拡大する。
この増産を通じ,03年度から大型液晶テレビ用TFT-LCD市場に本格参入を図る。