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日本電気硝子は,06年3月期中間決算(連結)を発表した。売上高は前年同期比7.3%減の1448億8000万円と減収になったものの,営業利益は同23.4%増の276億4100万円,経常利益は同11.7%増の243億5300万円と増益を果たした。
情報・通信関連部門においては,NON-CRT用ガラスの販売が順調に推移したものの,CRT用ガラスの売り上げが引続き減少した結果,同部門の売上高は同7.7%減の1153億6600万円となった。その内訳は,CRT用ガラスの売上高が同44.9%減の385億4600万円,NON-CRT用ガラスの売上高が同39.5%増の768億1900万円となった。
なお,同社では増益の理由として,米子会社におけるCRT用ガラスの生産停止により,赤字が大幅に縮小したことの他,FPD関連製品の販売増加,生産性改善や費用削減などの内部努力の効果を挙げている。
FDKは,06年3月期中間決算(連結)を発表した。売上高は前年同期比10.4%増の573億700万円と増収を果たしたものの,営業利益は同71.2%減の4億1800万円,経常損益は5億1900万円の赤字となった。
電子事業で,LCD用信号処理モジュールの需要が台湾,中国などで増加したことに加え,LCDバックライト用のインバータトランスおよびインバータモジュールが韓国向けを中心に伸長した。その結果,同事業の売上高は同15.1%増の463億6200万円となった。
なお,同社は損益面での悪化の理由として,一部製品の終息に伴う一時的な操業停止を挙げている。
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▲ハイビジョン入力システム(キヤノン) |
キヤノンは,05年10月26日〜28日に新高輪プリンスホテルにおいてCanon EXPOを開催した。
同EXPOには,HDビデオカメラレコーダとSEDを組み合わせたハイビジョン入出力システムなどが展示された。HDビデオカメラレコーダは,HDV規格(1080i方式)を採用し,1/3型・総画素数約167万画素3CCDを搭載,SEDとの融合により高精細・高画質な映像をリアルに再現することを実現している。その他,OLEDディスプレイを搭載したデジタル一眼レフカメラなども展示されていた。同カメラは,最大輝度300cd/m2の2.4型アクティブマトリスク方式のディスプレイを採用している。同社によると,同ディスプレイの寿命は製品化まであと一歩の所まで来ているとした。
東北パイオニアは,06年3月期の業績予想(連結)の修正を行った。
中間期業績予想は,売上高が前回予想の390億円から420億円,営業損益が6億円の赤字から9億円の黒字,経常損益が25億円の赤字から23億円の赤字へ上方修正された。一方,通期業績予想は,売上高が870億円から850億円,営業利益が6億円から12億円,経常損益が31億円の赤字から35億円の赤字へ修正された。
同社は,通期業績予想修正の理由として,売上高については,カースピーカおよび携帯電話用スピーカが引続き好調に推移するものの,下期に光ディスク装置やパッシブ型OLEDディスプレイが当初の計画を下回るため減収する見込みであることを挙げている。また,利益面については,経費削減などによる原価率の改善より,営業利益が増加する見込であることの他,経常利益は,関係会社エルディスに係る持分法投資損失が増加するため減少する見込みとしている。
日東電工は05年度中間決算を発表した。同発表によれば,売上高は前年同期比15.0%増の2981億4300万円,営業利益は同11.6%増の420億5600万円,純利益は同20.4%増の261億4300万円となった。電子材料部門については,半導体関連材料が低調だったものの,主力のLCD表示関連材料および回路材料などが好調に推移したことから,売上高が同18.1%増の1560億9300万円,営業利益が同9.3%増の282億9300万円となった。
Samsung Electronicsは,高解像度LCD向け多チャネルDDI(ディスプレイ・ドライバIC)「S6CR014」を開発した。同開発品4個で,1026チャネルの処理能力を実現できる他,17型LCD(SXGA)を駆動することを可能としている(従来製品では10個必要)。そのため,LCDモジュールのIC数を削減できることから,低消費電力化,コスト競争力向上に期待できる。
さらに同社は,同製品において,IC内部のパッドピッチを25μmに微小化した他,25μm以内のフィルム・パターン・ピッチ印刷を可能にするため,新しい材料に基づいた高度なCOF(Chip
On Film)技術の開発にも成功している。
シャープは,05年度第2四半期の決算を発表した。連結の売上高は前年同期比9.7%増の7191億8700万円,営業利益は同6.4%減の395億900万円,経常利益は同13.2%減の331億4500万円,純利益は同13.5%減の170億7800万円となった。これにより中間期業績は,売上高が同6.2%増の1兆3355億4700万円,営業利益が同3.2%減の750億6800万円,純利益が同7.2%減の364億9200万円となった。増収減益の理由として同社は,LCD-TVを代表とするエレクトロニクス機器は順調に推移したものの,電子部品分野のうち,フラッシュメモリや半導体レーザなどの不振が収益を押し下げたためとしている。
セイコーエプソンは,06年3月期の中間決算を発表した。それによると,売上高は前年同期比5.4%増の7202億円4400万円となったものの,営業利益が同90.9%減の60億300万円,経常利益が同86.1%減の88億7600万円,純損失が11億6000万円の赤字となった。
情報関連機器事業では,大型液晶プロジェクションTVが,OEM光学エンジンの数量増加により大幅な増収になった他,液晶プロジェクタが,米国市場での好調により増収となった。一方,インクジェットプリンタの価格低下の影響などにより,同事業の売上高は同1.4%増の4407億5400円,営業利益は同51.3%減の150億9400万円となった。電子デバイス事業では,携帯電話向けカラーSTN-LCDや液晶プロジェクタ用高温poly-Si(HTPS)
TFT-LCDパネルが価格低下などの要因により大幅な減収となった。また,システムLSIとLCDドライバも価格低下と数量減少により大幅な減収となった。一方,新たなa-Si
TFT-LCDおよび低温poly-Si(LTPS) TFT-LCDの販売開始による増収効果により,同事業の売上高は同16.9%増の2579億9700万円,営業損失は30億9500万円(前年同期は371億7400万円の営業利益)となった。
Corningは,05年第3四半期の業績を発表した。売上高は前年同期比18.1%増の11億8800万ドル,純利益は2億300万ドルとなった。
ディスプレイ技術部門の売上高は同65.8%増の4億8900万ドルとなった。その理由として,同社は,LCD向けガラス基板出荷面積が同73%増となったことを挙げている。また,Samsung
Corning Precisionの持ち株分収益など含む同部門の純利益は,直前期比49.4%増の3億6300万ドルとなった。
なお,同社では第5世代以上のガラス基板が,全体の出荷面積の内75%以上を占めている。
ソーテックは,カラーTFT-LCDモニタ17型品「LS17TR-01」,19型品「LS19TR-01」を05年11月上旬より発売する。2製品ともに,解像度1280×1024,表示色数1619万色のパネルを採用し,応答速度は17型品で8ms,19型品で12msを実現している。また,アナログ,デジタル両入力端子を装備している他,ディスプレイ前面,下部にスピーカを内蔵し,省スペース化を実現している。さらに,PCとディスプレイを接続するだけでディスプレイを最適な状態にするプラグアンドプレイをサポート,DDC2Bに準拠している。なお,税込価格は3万9800円(17型),4万9800円(19型)となっている。
トッキは,基板ポリッシング・洗浄装置「Nano Washer」を発売する。同装置は,ポリッシング・ユニット,超高圧水ユニット,水切ユニットおよび乾燥ユニットのライン状の配置構成となっている。なお,特殊なポリツシング・フィルムとポリツシング液,高精度なメカニズムにより,TFT基板をポリッシングした後に高圧ジェット水により洗浄する新タイプの薄膜洗浄方式を採用している。
特徴としては,TFTのように段差のある基板のITO膜,金属膜上の平坦化や微細な異物の洗浄を可能としている他,OLEDやLCDの基板洗浄,カラーフィルタの平坦化にも適した装置となっていることが挙げられる。また,洗浄液を使用せず,主に純水による洗浄を行うため,大規模な排水処理設備を必要としないことが挙げられる。
日立製作所は,LCDプロジェクタ「CP-X250J」を05年11月中旬から発売する。
同製品は,0.6型の高開口率透過型LCDパネルを使用し,180W UHBランプの採用と光学レンズの最適化により,2000lmの明るさと2.8kgの軽量化を実現している。また,電源オンから起動画面の投射まで,所要時間は約10秒とスピーディな立ち上がりを可能にしている他,新たに搭載したシャットダウン機能により,クールダウンを待たずに電源コードを抜くことができるため,スムーズな片付けや移動を実現している。その他,短焦点レンズの採用により,1.8mの距離から60型の大画面表示を可能としている。さらに,調整メニューを「簡単メニュー」と「詳細メニュー」の2種類の構成にし,使い勝手の向上も図っている。
アイチップス・テクノロジーは,LCDやプロジェクタなどの固定画素の表示デバイス向けに,UXGAまでの画像入出力に対応した解像度変換LSI「IP00C717」を開発,サンプル出荷を開始した。
同製品は,補間フィルタとしてワイドカーネルの水平/垂直6シンボルFIRフィルタを搭載するとともに,内部10ビット処理に対応している。また,ビットマップOSD機能を内蔵し,グラフィカルな画像の構成を可能にしている。さらに,縦横独立な倍率設定ができるため,4:3画像から16:9画像への変換が実現できることの他,入出力ポートが独立に動作することにより,フレームレート変換や追い越し制御を可能としている。その他,水平/垂直エッジ強調機能や輝度補正,コントラスト補正機能などを内蔵している。
日立製作所は,社会・産業インフラ事業の強化を目的として,同社の関連事業部を会社分割により日立プラントに継承させるとともに,日立プラントを存続会社として,日立機電,日立インダストリイズを合併し,06年4月1日付で新会社を設立することを発表した。
新会社では,各社に分散していた関連事業を,液晶用搬送システム,液晶製造装置などを担当するメカトロニクス事業本部,水処理機器・システム,大型ポンプなどを担当する社会・産業事業本部を含む五つの事業本部体制に再編し,統合によるシナジー効果の拡大,競争力の強化を図る。今後は,05年12月中旬に分割契約ならびに合併契約書を締結し,06年2月上旬の臨時株主総会にて承認を得る予定である。なお新会社は06年度の売上高を約3500億円,営業利益を約114億円,10年度の売上高を約4000億円,営業利益を約200億円と計画している。
NECビューテクノロジーは,大画面対応DLPシネマプロジェクタ「NC2500S」を発売した。
同製品は,プロジェクタとランプ電源部が分かれたセパレートタイプで,パネル解像度2048×1080,オン/オフの振り角12度のTexas Instruments製のDLPシネマ用DMDチップ「DC2K」を搭載,コントラスト比2000:1以上を実現している。また,ランプ系,光学系および冷却システムを新規に開発したことで,スクリーンサイズは横幅最大25mの対応を実現している。さらに,作品ごとの画面サイズに合わせてレンズのズーム位置やシフト位置を記憶できるレンズメモリ機能と,作品ごとにスクリーン上の明るさを記憶させることのできるランプパワーメモリ機能を搭載している。その他,DMDの表面部分を防塵シールドにすることでメンテナンスフリーを実現している他,3D映像の投写もできる。
なお同社では,国内外合わせ,発売後1年間で200台の販売を見込んでいる。
バイ・デザインは,ハイビジョン対応LCDパネル採用の23型ワイドLCDテレビ「d:2332GJ」を発売した。同製品は,高画質ハイビジョン対応LCDパネルの採用で,上下左右176度の視野角を実現している。また,D4端子を装備しており,BS/CS110度,地上波デジタル放送に対応している。同社ホームページでの販売価格は,7万9800円となっている。
住友大阪セメントは,単一基材からなるPDP用直貼光学フィルタ「クリアラス F-Filter(Hybrid-4)」を開発した。同製品は,1枚のPETフィルム表面に反射防止,裏面に電磁波遮蔽層である金属メッシュが形成され,さらにネオンカット,近赤外線遮蔽機能および色調調整機能を有する粘着材を金属メッシュ面に付与している。これにより,PETフィルムが1枚であるため,2枚以上を要していた従来のPDP用光学フィルタに比べ,より軽く,薄く,かつ環境負荷を軽減できるフィルタとなっている。
セイコーエプソンは,06年3月期の中間期業績予想(連結)の修正を行った。
中間期業績予想は,売上高が前回予想の7260億円から7202億円,営業利益が45億円から60億円,経常利益が70億円から88億円へ修正された。同社は,修正の理由として,営業利益および経常利益が,ディスプレイ事業を中心に想定を上回る一層の費用削減効果により,前回予想を上回る見込みとなったことを挙げている。
パイオニアは,06年3月期の業績予想(連結)の修正を行った。
中間期業績予想は,営業収入が前回予想の3450億4700万円から3500億円,営業損益が133億9800万円の黒字から165億円の赤字へ修正された。通期業績予想は,営業収入が8100億円から7700億円,営業損益が80億円の黒字から250億円の赤字へ下方修正された。同社は,通期業績予想修正の理由として,営業収入については,カーエレクトロニクス製品が順調に推移しているものの,下半期において,PDPおよびDVDレコーダなどの価格低下の影響により,減少が見込まれることを挙げている。また,利益面においては,PDP事業の原価率がOEM販売台数の減少による工場操業度の低下により悪化することに加え,一部海外生産拠点の統廃合に伴う営業外費用を見込むことを挙げている。
Micronic Laser Systemsは,レーザ描画装置「LRS」をアジア地区の顧客から受注したことを発表した。なお,今回の受注は,以前受注したマスク測長機「MMS15000」の代替として行われた。同社によると,ディスプレイ用フォトマスクの需要は引続き好調に推移しており,それが顧客のさらなる生産性向上を促し,描画装置の追加購入につながっているという。
シャープは,地上・BS・110度CSデジタルチューナおよび地上アナログチューナを内蔵したTV部と,PC部を搭載したAVセンターPC「Mebius
PC-TX100K/32MD3」,「Mebius PC-TX32K」を05年12月上旬に発売する。
両製品のTV部には,コントラスト比1200:1,上下左右の視野角176度の亀山工場製32V型ハイビジョンLCDパネルを採用している。一方,PC部のCPUには,「Intel
Pentium 4 プロセッサ 630(3.00GHz)(PC-TX100K)/Intel Celeron D プロセッサ 336(2.80GHz)(PC-TX32K)」を採用。また,デュアルチャネル対応のDDR2メモリを標準で1GB(PC-TX100K)搭載している。その他の特徴としては,リモコンのチャネル操作により,見たいホームページやブロードバンド放送を楽しめるチャネルUIエンジンを搭載の他,TVを見ながら関連のホームページをワンタッチで呼び出せるWeb情報表示や,最新ニュースを表示できるテロップ表示などを搭載している。なお,
PC-TX100K/32MD3は,ダブルデジタルチューナを搭載している。
凸版印刷とE Inkは,カラーフィルタによるカラー化電子ペーパーを共同開発した。両社は01年5月の戦略的提携以降,電子ペーパーディスプレイの基幹部品である前面板とカラー化の共同開発に取り組んできた。今回,カラー化試作品が完成したことで,カラーE Ink電子ペーパーの実用化に一歩近づいたことになる。E Inkは,06年末から07年初めにかけて量産を開始する意向だという。
E InkとLG.Philips LCDは,10.1型の電子ペーパーを開発した。厚さは300μm未満となっており,まさに紙のようなフレキシビリティを実現している。さらに,1インチ当たり100ピクセルでSVGAの解像度,4階調のグレースケールで10:1のコントラスト比も実現している。
Azoresは,同社のフォトリソグラフィ装置「Model 5200 Photolithographic PanelPrinter」をWintek Electro-Opticsに出荷することを発表した。今回の出荷は,Azoresの台湾における販売代理店であるKromax Internationalを通じて締結された。同製品は,Wintekの携帯デバイス向けカラーSTN-LCDの製造に使用される。なお,Wintekは,台湾の携帯電話市場向けに小型から中型サイズまでのカラースクリーンを出荷しているリーディングサプライヤである。
パシフィコ横浜で開催されていたFPD International 2005において,GE Plasticsは,LCDバックライト用拡散フィルムである「illuminex」を出展した。
同製品は,添加剤を含んだPC(ポリカーボネート)の1枚板で,フィルム自体に光を拡散させる特性を持たせている。そのため,従来のPET(ポリエチレンテレフタラート)ベースの拡散フィルムで必要なコーティングが不要となる。また,熱変形温度が130度以上と高いため,大型/薄型化により熱発生が問題となっているLCDにおいて,平面度を保ち,均一な光拡散を実現している。
一方,フィルム厚はLCD-TV向けが2mm,ノートPC向けが100μm程度となっており,厚みの薄いノートPC向けフィルムには光拡散のための表面処理が施されている。なおLCD-TV向けフィルムの展示会への出展は,今回が初めてとしている。
FPD Internationalがパシフィコ横浜にて開催されている。同展示会は前年と比べ展示規模を拡大して,「パネル」,「装置」,「部品・材料」の3ゾーンで国内外のFPD関連企業300社以上が出展を行っている。また,装置ゾーンの中には有機ELコーナーが,部品・材料ゾーンにはバックライトコーナーがそれぞれ設けられている。パネルゾーンはLCD,PDP,有機ELのパネルメーカー20社以上が出展しており,各々の技術を活かしたパネルの展示を行っている。中でもPDPでは,Samsung SDIが102型のフルHDモデルを展示。また,Samsung Electronicsでは,82型のフルHD対応モデルを展示している他,1枚のガラス基板から製造された40型有機ELなどの展示を行い注目を集めている。
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▲AKT-50K PECVD(AKT) |
エーケーティー(AKT)は,第8世代のTFT-LCDパネル製造用のCVD装置「AKT-50K PECVD」を発表した。すでに国内の主要パネルメーカーから第8世代工場用に受注しており,06年初めに出荷予定としている。
同システムは,従来装置のシステムアーキテクチャおよびテクノロジーをスケールアップして開発された。最大で5基のプロセスチャンバの搭載が可能であり,連続で3層成膜の成膜(gate
SiNx膜/a-Si膜/doped a-Si膜)で30枚/h以上,単層の成膜で60枚/h以上の処理スピードを達成し,パネルが大型化されたにも関わらず,第7世代対応装置と同等のスループットを実現している。
三井造船は,低温poly-Si TFT-LCD用の成膜装置を開発した。同装置は,ゲート絶縁膜に適用可能な高品質のSiO2膜を形成できる37×47cm2ガラス基板対応の成膜デモ装置で,デモ評価が開始されている。原子層堆積法(ALD:Atomic Layer Deposition)とプラズマCVD法の組み合わせによってSiO2膜を形成しており,従来の低周波プラズマCVD法で問題となるプラズマダメージを低減している。同装置が形成した絶縁膜の界面準位密度と絶縁破壊電界は,それぞれ1×10の11乗/cm2eV以下,8MV/cmとなっている。
イーヤマ販売は,ハイビジョン対応32型LCDテレビ「Hello TV PLC3200-S1」を発売,05年11月中旬より出荷を開始する。同製品は,輝度500cd/m2,コントラスト比600:1,視野角上下左右176度,解像度1366X768のSuper-IPSパネルを採用。横方向・斜め方向から見た場合でも色の変化が極めて少なく,どの方向から見ても安定した色表示が可能となっている。また,中間階調の応答速度をアップさせる「アクティブオーバードライブ回路」搭載により,応答速度を8msに高速化し,スポーツなどの動きの速いシーンでも残像感の少ないなめらかな映像を実現している。価格は12万9800円で,ネットショップ限定販売となっている。
NEC液晶テクノロジーは,10.4型a-Si カラーTFT-LCDモジュールを開発した。同開発品は,主に放送・医療分野をターゲットとしたXGA表示対応広視野角モデル(SFTモデル)と,広い産業用途をターゲットとしたVGA表示対応TNモデルの2機種となっている。
SFTモデルは,同社独自のSA-SFT技術をベースに液晶材やセル構造などのパネル設計を最適化し,応答速度を従来品比約2倍に高速化したことに加え,バックライトを間欠点灯させることにより,動画像のボケを大幅に改善している。この結果,6.0msのMPRT値を実現している。一方,TNモデルは,TN方式をベースに,液晶材やセル構造などのパネル設計を最適化し,応答速度を高速化するとともに,中間階調間の応答速度を向上するためのオーバードライブ駆動を採用している。さらに,動画像のボケを解消するため,120Hz駆動とバックライトの間欠点灯を実施。この結果,5.0msのMPRT値を実現している。
オムロンは,携帯電話やデジタルカメラなどに使用されるLCD用小型バックライトを開発した。同開発品は,同社独自の高輝度バックライト技術に加え,三つのLED素子を集積化することにより,輝度2万cd/m2を実現している。これにより,より明るく,コントラストのよいLCD表示が可能となる。なお,量産時期は06年夏が予定されている。
トッキは,取締役ならびに執行役員の業務執行責任の明確化と意思決定の迅速化を図るため,生産統括本部,管理本部,営業本部を廃止し,生産部門,営業部門の2部門を設置した。また,管理本部の廃止により,財務経理部と総務部の2部とし,経営企画室を経営企画部に名称変更した。さらに,生産部門の下に製造統括部(見附工場),技術統括部を新設した。なお,同時に人事異動も行った。主な人事は以下の通り(カッコ内は旧職)。
▼代表取締役 兼 執行役員社長 津上健一氏(代表取締役社長)▼取締役 上席執行役員 営業部門長 浅田幹夫氏(取締役 常務執行役員 生産統括本部長)▼取締役
執行役員 総務部長 鳥居清二氏(取締役 執行役員 管理本部長 兼 経営管理部長)▼取締役 執行役員 営業部長 辰巳洋司氏(営業担当 顧問)。
出光興産は,有機ELの材料開発において,蛍光型の青色および緑色発光材料の長寿命化に成功,06年4月よりサンプル提供を開始する。 同社は,特にディスプレイ全体の消費電力や寿命に影響を与える青色発光において,材料の分子構造を改良することにより,従来材料比1.3倍の電流-輝度効率9cd/Aおよび従来材料比2.3倍の輝度半減寿命2万3000時間(初期輝度1000cd/m2)を実現した。また,緑色発光においても,色の純度を改良することで,従来材料比2.5倍の輝度半減寿命10万時間(初期輝度1000cd/m2)を達成した。この成果は,フルカラーOLEDディスプレイへの用途拡大に大きく寄与することになる。
「台湾FPD産業発展前景およびビジネス提携」と題した記者発表会が,TAITRA(台湾貿易センター)の主催で開催された。同会には,FPD International
2005に出展するFPD産業主要企業および政府専門家などが出席した。
中華民国行政院経済部 次長のChen Ruey-Long氏は,政府によるFPD産業への材料調達支援の実情を語った。また,Southern Taiwan
Science Park管理部 副局長のWu Men-feng氏は,台湾FPD産業の現状および同工業地区の進出企業や研究所の現状についての説明を行った。一方で,AU
Optronics 副社長のHui Shing氏は,同社独自のAMVA技術の説明を行った他,今後,パネルをワイドフォーマットに変換していくことなどを語った。その他,Chi
Mei Optoelectronics 副社長補のKuo Chen-Ling氏は,重量300gのノートPC用TFT-LCDや解像度3840×2160,輝度600Nits,応答速度6.5msを実現したTFT-LCDの説明を行った。なお,同会の終わりに,Chen氏は,「現在,台湾には5社の主要なFPDメーカーがあるが,さらなる世界進出を図る上でも,2,3社に合併することが望ましい」と話った。
LG.Philips LCDは,横浜でのFPD International 2005開催期間中に,HDTV,デスクトップモニタ,デジタル情報ディスプレイおよびその他のアプリケーション用TFT-LCDの最新鋭製品を展示することを発表した。
出展されるHDTVやマルチメディアディスプレイ用のフルHD TFT-LCD(47/42/37型)は,178度の視野角,コントラスト比1600:1,輝度600cd/cm2,中間諧調応答速度8ms,90%の高度色域を実現している。また,フルHDTV用の55型TFT-LCDも併せて展示される。さらに,LCD試作品として,640億の色調を持つHDTV用の42型12ビットLCDの他,LEDおよびCCFLバックライトの大幅な消費電力削減と色域拡大を可能にした32型ハイブリッド・バックライトLCDに加え,電子インクとの関連において共同で開発された10.1型フレキシブルEブラックディスプレイなどが展示される。その他,デジタル情報伝達へのLCDの高解像度,低反射および長寿命の貢献度を実証するため,55/47/42型のフルHDデジタルディスプレイが展示される。
日本ビクターは,06年3月期業績予想(連結)の修正を行った。
中間期業積予想は,売上高が前回予想の4300億円から3850億円,経常損益が30億円の黒字から90億円の赤字へ下方修正された。また,通期業績予想は,売上高が9300億円から8600億円,経常利益が180億円から0円へ下方修正された。同社は,修正の理由として,民生分野におけるディスプレイおよびDVDレコーダ事業が苦戦し,これに伴う米国,欧州の販売不振などを挙げている。
日東電工は,06年3月期の中間業績予想(連結)の修正を行った。
中間業績予想は,売上高が前回予想の2845億円から2980億円,営業利益が370億円から420億円,経常利益が362億円から426億円に上方修正された。同社は,修正の理由として,主力製品である液晶表示関連材料および工業用材料の売り上げが好調なことを挙げた。なお,営業利益についても,価格低下の影響などを受けたが,生産増加による操業度効果により上方修正している。
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▲4.5型高精細LCD |
三洋エプソンイメージングデバイスは,NTSC比100%を超える広色域化技術「Photo Fine Chromarich」を搭載した高精細LCD「2.2/2.8/4.5型」を開発,06年初頭より順次量産を開始する。
同開発品は,インクジェットプリンタ開発で培ってきたECM(EPSON Color Modulation)のノウハウをさらに発展させ,RGBにC(シアン系)を追加した4色のカラーフィルタと白色バックライとのマッチングを図り,高精細化,広色域化を実現しながら,高開口率,低消費電力を可能としている。これにより,従来の中・小型LCDでは実現できなかった,エメラルドグリーンやブルー系の微妙な色再現を実現。また,従来の製品と互換性のある仕様(インターフェース,データ入力など)となっており,セットメーカーの商品企画・設計者は,従来品と同様の設計を行うことができる。
今後は,高速シリアルインターフェース対応により,結線数を削減し,モバイル機器の軽量・コンパクト化の実現を目指す。なお,パネルの解像度は,QVGA(2.2型),VGA(2.8/4.5型),NTSC比は108%以上(2.2/4.5型),100%以上(2.8型)となっている。
ノジマは,Hyundaiとの間に32型LCD-TV「HLT-3272」の日本国内における独占輸入販売契約を締結,05年10月20日より予約受付を開始し,同年12月末までに1万台の販売を計画をしている。販売価格は9万9800円。
同製品は,解像度1366×768,輝度600cd/m2,コントラスト比500:1,応答速度16ms,上下左右176度の視野角のLCDパネルを採用している。なお,同LCDパネルは,国内メーカーへのOEM供給も行っているLG
Electronics製を使用している。