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Infineon Technologiesは,ドイツ企業2社(Schreiner ProSecureとErich Utsch)と共同で,自動車盗難の抑止に威力を発揮する新しいデジタルナンバープレートを開発した。 無線チップとホログラフィ技術を活用した「iltag(intelligent licence tag)」と呼ばれえるハイセキュリティタグが用いられており,通常のナンバープレートを補強する。登録官庁や警察などの取締官は同タグを用いて,車の所有者の身元と運転資格を証明する電子データをチェックすることができる。
Infineonがアンテナ付きのRFIDチップを提供し,Schreiner ProSecureがタグを車のフロントガラスの内側に固定するための特殊なホログラムフィルムと粘着ラベルを供給し,Erich Utschがシステム全体の開発と国際的なマーケティングを担当する。
日立製作所 中央研究所は,次世代のメトロ系光ネットワークに向けた40Gビット/秒動作の光変調器を開発した。同製品は,専用のドライバ回路を集積した小型光伝送モジュールを用いて,光アンプを使用せずに2kmのエラーフリー伝送(デジタル符号誤りが生じないデータ伝送)を達成している。
光変調器として,半導体レーザとの集積化に適し,高速性と高光出力性能を持つ「分布定数型半導体光変調器」を採用している。また,従来の分布定数型光変調器が持つ周辺回路と電気整合がとりにくいという欠点(インピーダンス不整合)を解決するために,新たにインピーダンスの調整回路を半導体光変調器内に作りこむ新技術を開発した。その結果,送信器を組み立てる際に完全なインピーダンスの整合性が可能となり,光変調器と周辺回路間の集積化を容易に行うことができる。
また,今回開発した分布定数型光変調器において,周辺回路と電気整合性が取れるため,InP-HBT製の光変調器ドライバを同一パッケージ内に集積している。これにより,40Gビット/秒の電気信号の入力に対して,メトロ系ネットワーク内のルータ間接続距離2kmでの伝送を可能とする1.3dBmの光出力が得られるという。結果,40Gビット/秒の光伝送において光アンプを用いずに,2kmのエラーフリー伝送の実現を実証している。
今後は,光送信装置に用いる光源部品の中で大きなコスト・容積を占める光アンプを節減でき,次世代メトロ系光ネットワークの低コスト・小型化を図るとしている。
EMS大手のフレクストロニクスはカシオ計算機の生産拠点であるカシオマレーシアと愛知カシオを買収すると発表した。
カシオマレーシアは90年に設立されており,主に電卓,電子時計などを生産している。従業員数は1593人で,02年3月期の売上額は4億8864万RM。
一方,愛知カシオは85年に設立されたデジタルカメラ,液晶テレビ,通信機器などの生産拠点。従業員数は224名で,02年3月期の売上額は382億9400万円となっている。
また,カシオ計算機はこれら2拠点および朝日マレーシアの一部で生産されているコンシューマ向け製品の生産をフレクストロニクスに生産委託する。カシオ計算機の発注額は,前回発表の3年間で15億ドルを上回り,今後4年間で20億ドルを見込んでいる。