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松下電器産業は,新開発のデジタル技術によるチューナとOFDM復調機能を統合した,ワンセグ受信用の1チップLSI「MN88448」を開発した。同製品は,同社従来品に比べ2/3の低消費電力を実現し,モバイル機器のワンセグ視聴の長時間化や,機器の仕様設計における自由度の向上を可能にした。また,新開発の高感度CMOSチューナで,高性能ダイバーシティ受信を実現し,移動受信時の速度限界を従来品に比べ25%向上させることが可能となった。さらに,ワンセグ受信部の実装面積が従来品の1/3となったため,ワンセグ用チューナモジュールや携帯端末のさらなる小型化と高品質化が可能となった。なお,同社は08年3月末より同製品のサンプル出荷を開始する。
また同社は,従来より高速電力線通信技術「HD-PLC」を開発してきたが,今回,高速かつ低消費電力を実現した第2世代のHD-PLC用通信LSI「MN1A94100」を開発した。同製品は,既存の宅内電力線でのデータ伝送をさらに高速化するとともに,伝送品質を従来と比べ18%向上させ,映像・IP電話・データ通信の同時使用におけるスムーズな動作を確保した。また,動作時の消費電力を40%削減し,省電力機能として待機モードを搭載することにより,動作時電力0.6W以下,待機モード時電力0.1W以下を実現した。さらに,パッケージはQFPとFBGAの2種類に対応しており,特にFBGAパッケージの場合には実装面積を78%削減でき,HD-PLC組込み機器の小型化が可能となった。なお,同社は08年3月末より同製品の量産出荷の開始を予定している。