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村田製作所は,RFIDタグを簡単に実現できる高周波応用部品「マジックストラップ」を開発,商品化したことを発表した。同製品は,同社の高周波フィルタ技術を応用展開した製品で,多層技術を用いて,LCフィルタやコイルなどを内蔵する高周波デバイス。現在主流となっているRFIDソリューションのように,ICを直接アンテナに搭載するのではなく,フィルタ機能を保有するマジックストラップにICを内蔵することで,実装コスト,インピーダンス設計など,様々な問題を解決し,RFID機能の導入を容易にする。主な特徴は,(1)接着剤や両面テープなどの非導電性材料でRFID用タグへの実装が可能,(2)PCB基板へはリフローはんだで実装可能,(3)インピーダンスマッチング機能,広帯域化回路を内蔵し,一つのRFIDタグデザインでUHF帯(860M〜965MHz)に対応,(4)リファレンス・デザインを利用することで,アンテナの設計そのものが不要,(5)電子機器のプリント基板に実装する場合,グランド面を放射板として利用することで大幅なスペース削減が可能,(6)読取可能距離は10cm幅の物流タグやプリント基板への搭載時で約5mなど。なお,サンプル価格は50円/個(100個発注の場合)で,08年7月より月産200万個の生産を予定。将来的には月産100万個を目指すとしている。