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NECエレクトロニクス(NECEL)は,回路線幅90nmの加工技術を用いて,DRAMとロジックを1チップに集積した携帯端末向けLSI(eDRAM)を開発し,「μPD809400」の名称でサンプル出荷を開始した。
eDRAMをアプリケーションプロセッサとLCDドライバICの間に配置して,アプリケーションプロセッサに内蔵されるメモリ機能をDRAMに代替させることにより,携帯端末機器で問題になっているメモリ増加による部品コストの上昇を抑制できる。さらにアプリケーションプロセッサの画像処理機能の一部もeDRAMに搭載することによって,画像データ更新のための消費電流が不要となるため,システム全体の低消費電力化とコスト低減が実現するという。
同製品は,8MビットのDRAMの集積を5mm×5mmのパッケージで実現することで24ビットフルカラーVGA(640×480)のLCD画像表示が可能。また,画像処理機能を持つロジック回路を内蔵することで,画像の回転・横長縦長切り替え表示や,QVGA(320×240)からVGAへの画像拡大機能を有している。さらに,画像出力インターフェースに高速シリアル転送技術「M-CMADS 3000」を採用しており,同社製のLCDドライバ「μPD161842」などと組み合わせることで,従来のパラレルインターフェース方式と比べ,画像出力伝送路を27本から6本に削減できるため,柔軟な筐体設計が可能となるという。