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TDKは,09年10月をメドに,同社テクニカルセンター(千葉県市川市)敷地内に,新たに電磁波測定,評価および解析が可能な大型,超高性能タイプの電波暗室棟を建設すると発表した。同暗室は,10m暗室,3m暗室,アンテナ用暗室,シールドルームなどから構成され,既設の電波暗室(10m,3m)と併せ,同社が扱うすべての製品の電磁波測定に加え,顧客の新製品開発にマッチした測定を可能とする。
電磁波対策は,外部に電磁波の影響を及ぼさない対策(EMI対策)と外部から電磁波の影響を受けないようにする対策(EMS対策)をあわせた対策(EMC対策)が基本であり,製品の設計,開発段階から講じていくことが主流となっている。誤動作を防止するなど安全性の面からも電磁波の許容規制は年々世界レベルで厳しくなっており,EMC対策の重要性が増している。同社は,このようなニーズに応えるため,今回新たに最新鋭,最先端の電波暗室を建設し,新製品開発における電磁波測定および評価,EMC対策技術やEMC対策部品の提案に加え,顧客製品の解析など「EMCソリューション事業」の強化を図る。
〈新電波暗室棟の概要〉
建設地:TDKテクニカルセンター敷地内(千葉県市川市東大和田2-15-7)
建築面積:1802m2
延床面積:2736m2
工期:08年10月〜09年10月
〈設備構成と主な測定対象〉
10m暗室:情報家電,情報機器,自動車
3m暗室:車載用電装機器など
アンテナ測定用暗室:各種アンテナ機器
シールドルーム(計4部屋):各種電子機器,近傍磁界測定