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| 現行のまま1世代のみコピー化で良い | 12% | |
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| 保護機能を付けた受信機で見る分には制約なしにコピーは可能にするべき | 27% | |
| 保護機能は一切付けずに制約なしにコピーは可能にするべき | 54% | |
| デジタルコピーは禁止にするべき | 0% | |
| その他 | 7% |
結果は,「保護機能は一切付けずに制約なしにコピーは可能にするべき」が54%と過半数を獲得した。また2位以降は,「保護機能を付けた受信機で見る分には制約なしにコピーは可能にするべき」が27%,「現行のまま1世代のみコピー可で良い」が12%,「その他」が7%となり,「デジタルコピーは禁止にするべき」が0%となった。
保護機能は一切付けずに制約なしにコピーは可能にするべきという意見が過半数を超えたわけだが,「アナログ放送をデジタル録画することから,デジタル放送をデジタル録画することにより,なぜ制限が生じるのかがまったく不透明」といったアナログ放送でできたことがデジタル放送で突然できなくなることに対するコメントなどが見受けられ,消費者としての利便性を犠牲にさせられているという思いが背景にあるようだ。また,保護機能を付けた受信機で見る分には制約なしでコピーは可能にするべきといった意見の中にも,現行のデジタル放送で用いられている「B-CASカードが家庭内にあるテレビやビデオなどの機器で共有できないため利便性が悪い」といったコメントがあり,どちらかというと制約なしのコピーが理想だが,現在進行形の問題としてこちらの問題を先に解決する必要があるといった意見が見受けられた。
一方,現行のまま1世代のみコピー可で良いとの意見の中には,「制限でもないと,著作権について考えもせずに,平気で不正コピーを行う一般消費者がほとんどだと思うから」といったデジタル化により問題となる劣化しないコピーに対する問題を指摘したコメントもあった。こうした意見は,デジタル化したことによる著作権の保護と消費者の利便性の両立の難しさを如実に表していると考えられるが,その他の意見の中には「コピーに課金すべきだった。CM有り無しで価格を変えればよかった」といった録画ではなく,コピーという行動に対して課金といった制約を加えるアイデアなどもあった。
2011年の7月には地上アナログ放送が停止し,デジタル放送へと完全移行となる。総務省の審議会である情報通信審議会でもコピーワンスの問題に対し,放送事業者やメーカーなどに対し解決に向けた話し合いを行うように働きかけており,徐々にその動きが進められているようだが,その動きは緩慢といっても過言ではないのが現状である。確かに著作権の保護は重要だが,それにより消費者の利便性までもが損なわれてしまえば,インターネットなど,他の情報メディアが浸透し始めている現在,それこそテレビそのものの視聴数が減少することが危惧されるところである。やはり,消費者がこれまで有していた権利を損なわないような形で,かつ著作権の保護も同時に実現する。虫の良い話かもしれないが,その理想をいかに現実を近づけていくか,そうした方策を放送事業者や機器メーカーの方々には模索していっていただきたい。