|
|
|
| 携帯電話 | 14% | |
|---|---|---|
| 自動車 | 41% | |
| ノートPC | 9% | |
| バイオ・医療 | 30% | |
| その他 | 6% |
結果は,「自動車」が4割程度を占め41%,「バイオ・医療」が30%,「携帯電話」が14%,「ノートPC」が9%,「その他」が6%となった。
マイクロマシンセンターによると,05年の国内MEMS関連市場は約4400億円で,10年の市場は1兆1700億円,15年の市場は2兆4000億円と予測しており,MEMS産業は今,半導体を上回る勢いで急拡大している。応用分野も自動車から携帯電話,光学機器,バイオ・医療機器まで多岐にわたるため期待される市場は幅広く,半導体との一体化を図った複合デバイスや,MEMSと周辺回路を積層させた高集積デバイスの開発も進められている。
今回のアンケートでは,自動車がMEMS市場の牽引役になるとの見方が4割程度を占めた。「加速度センサ,慣性センサ,圧力センサなど,必要とされるMEMSが多数あり,特に日本の自動車産業は世界でもその強さが光っており,その発展とともにMEMSも発展すれば,それが望ましい」との意見もあった。半導体の成長アプリケーションとしても期待が高い自動車が,国内MEMS市場の約36%を占めている現在の実績や,1台に搭載される個数の多さから注目を集めたようである。
そして,意外だったのはまだ市場としてそこまで本格化していない「バイオ・医療」に注目が集まったことである。「手術,治療,診断が簡単になると思う」との意見もあり,医療の技術の進歩への関心の高さを窺わせた。最近では,血管の中を微細のカーテルが通り,先端に取り付けられたセンサが血液中の水素イオン濃度を検出可能とするなど,技術的な革新も目覚しい状況である。 現在の市場は,センサMEMSを中心に,自動車分野,情報通信分野が牽引しており,この傾向はMEMS関連市場の基調として今後も続くが,光MEMS,RF-MEMS,流体MEMS,バイオ・化学MEMSなどは,健康・医療,環境・エネルギー,快適生活空間実現などへの応用が図られることによって,市場の拡大に繋がるものと期待される。