|
|
|
| 電子ブック | 35.4% | |
|---|---|---|
| 電子棚札(ESL) | 22.9% | |
| POSシステム | 8.3% | |
| 交通標識 | 8.3% | |
| カード | 10.4% | |
| 携帯電話 | 12.5% | |
| その他 | 2.2% |
調査結果は,「電子ブック」が35.4%,「電子棚札」が22.9%,「携帯電話」が12.5%,「カード」が10.4%,「POSシステム」と「交通標識」が8.3%,「その他」が2.2%となった。
予想通り,電子ブックが1位であったが,思ったよりは支持率は低い結果であった。以下のようなコメントをいただいた。
やはり電子ペーパーの最大のメリットである,視認性,メモリ性,軽量・薄型化などが生かされる分野である。中国では,すでに学校・他の教育機関が教科書の代わりに電子ブック製品を採用するという動きもあり,今後,市場規模は急速に拡大することが予想されている。しかしながら,教育分野以外の電子ブックとなると不安材料も多い。クリアすべきは,コンテンツ不足と端末の値段。もっと,どの世代も楽しめるコンテンツを多く準備し,端末を安くすることができれば,電子ブックは一気に普及するとも言われている。技術的に見ると,ディスプレイのカラー化よりも,モノクロでのコントラスト,視認性向上などが重要になってくる分野である。
予想以上の反応だったのが2位の電子棚札(ESL)と携帯電話である。ESLについては,すでに実用化も進んでおり,スーパーマーケット,アウトレットなどで確実に拡大するであろう。いただいたコメントも非常に現実的なものも多く見られた。
携帯電話については,海外の携帯電話メーカーがメインディスプレイに電子ペーパーを採用したことが影響したのか予想以上の結果であった。ただし,コメントにもあるように,動画中心の日本での普及は難しく,海外での展開に限定されるのでは,と予想される。
最後に,今回は「電子ペーパーが普及する」と仮定した場合で意識調査を行ったが,いただいたコメントの中には,「電子ペーパーが普及することはたぶんないと思う」という厳しい意見もあった。携帯電話のような巨大産業にはならないものの,中小型ディスプレイメーカーの業績に貢献する第2,第3の市場に成長することを期待している。